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大型管「15KY8A」で超3結アンプを組んでみた。

以前に秋葉原の真空管ショップで、大きな真空管が安く売っていたのを買っておいたものがあります。
「15KY8A」。かつてテレビの垂直偏向用に使われていた大型管です。ビーム出力部の許容プレート損失は12Wあります。
太さはmT管の倍ほどもあり、長さもmT管最長の6BM8などと同程度のものです。
CNpKA9MUEAAYwud.jpg

これで超3極管結合アンプを試しに組んでみました。
15KY8A_STC_DESIGN.jpg
設計上は4Wの出力が出せることになっています。
15KY8A_STC_SCHEMA.jpg
回路図上の青文字で書かれた電圧・電流は実測値、赤文字は設計値です。
11947858_527993660687950_3850156404143763968_o.jpg

今回から、大事な助っ人が2台、参加しています。
そのうちの1台は上の写真の右上に写っている「高電圧安定化電源装置」。
菊水という有名な電源装置メーカーの製品で、350V・0.2Aまでの出力があります。
これまでは自作の安定化電源を使用していましたが、常に故障の恐怖と隣り合わせでした。
この装置のおかげで、堂々と実験ができます。

もう1台は、電子電圧計。
11934481_528526457301337_1758184701765523032_o.jpg
目黒のサンマ・・・ではなく、ノイズメーターと呼ばれる装置です。ノイズメーターとはその名の通りノイズを測定するものですが、基本は「電子電圧計」と呼ばれる、交流電圧を測定するための電圧計です。普通の電子電圧計との違いは、聴感上の「重み付け」をする事ができる点です。
これをつかって、入出力の特性を測定してみました。

15KY8A_STC_GRAPH_201508310333081f4.jpg
意に反して、1.5Wを越えたあたりから出力が伸び悩んでいます。補助線を引いてみるとそこを交点として、それ以上は傾きが半分くらいになっています。このあたりから歪み始めていることを指し示しています。
このように傾きがはっきりと折れ曲がったようになるのは、ハードクリップを起こしている証拠です。ハードクリップを起こすということはそれ以下の範囲であれば非常に優れた直線性を示しているということでもあります。
でも、設計どおり4Wとは行かないまでも、せめて2Wくらいまでは歪みなしになってほしいところでした。
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電解コンデンサの大きさを比較してみた。

千石電商で、オーディオ用電解コンデンサ「ニチコンKAシリーズ」の取り扱いが始まったようです。
これまで、オーディオ用電解コンデンサで最も小型なのは東信のUTSJシリーズでしたが、このニチコンKAシリーズはそれよりもさらに小さいうえ、温度範囲も105℃までとなっています。

そこで、こんな比較表を作ってみました。
audio_elecap_size_20150806235918df9.jpg
オーディオ用と謳われているアルミ電解コンデンサの大きさ比較表です。
よく使うであろう、16V・25V・50Vから、10uF・33u・100uF・330uF・1000uF・3300uFを選んで比較してみます。
シリーズごとにおおむね、左が小さく、右に行くにしたがって大きなものになっていきます。
こうしてみると、MUSE KZの大きさが異様ですね。

真空管アンプでは高電圧のコンデンサも必要になります。なので、高耐圧コンデンサも比較してみました。
Hi-V_elecap_size.jpg
ルビコンの小ささが際立っていますね。
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超3結真空管アンプをもうひとつ作った

6U8(8A8)を使った超3結真空管アンプに引き続き、今度は少し大きな6AW8Aを使った真空管アンプを作ってみました。
11267528_509111452576171_2084085030435637742_n.jpg
シャーシはLEADのS-10で、12×8×4cmという大変小さなものです。
出力トランスは東栄変成器のT-600 7kΩです。

6AW8A_STC_WS.jpg
アンプ部の回路は、全て真空管ソケットに直接接続してあります。

11838813_517634708390512_2067715856512529324_o.jpg
シャーシの中身です。電源は例によって倍圧整流にレギュレータを組んで安定化させています。このため、ハムはほぼ皆無です。

6U8の超3結アンプも、この大きさに組みなおしてみようかと思います。
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プロフィール

@ぽっけ

Author:@ぽっけ
底辺Makerを自負する@ぽっけが日々製作している「初歩の電子工作」の記録です。
自分で「あっ、あれ欲しい!」と思ったものを猪突猛進、地で製作しています。

★略歴

電子工作は中学のとき、授業でやるよりも早く自分で始めました。・・・といっても小遣いも少なく技術も未熟だったので、ラジオを作るのさえもやっとでした。

高校・大学でも工作を続け、大学在学中にようやくトランジスタ回路の基礎が理解できるようになってきました。

大学卒業後はメーカーに就職し設計職で忙しい毎日を過ごす中で工作からは遠ざかっていましたが、事務職に配転となり時間に余裕ができてまた工作を始めました。そんな中で2011年のCP+(カメラショー)併設展の「Business Meets」に出展していたテキサス・インスツルメンツのブースで「MSP430 Launchpad」に出会ってから、マイコンを使った電子工作を始めました。

また、鉛フリーはんだに興味を持って、10数種類のはんだをリールで購入。個人で使うには約1200年分の在庫を持つという暴挙を成し遂げ(?)ました。

★イベント出展実績
●Make: Tokyo Meeting 07
●Make: Ogaki Meeting 2012
●Maker Faire Tokyo 2012
●ニコニコ超会議「作ってみタワー ワークショッププロジェクト」
●NT金沢2013
●Maker Faire Tokyo 2013
●ポタアン自作er展示会 atポタ研2014冬
○NT金沢2014(予定)

☆TwitterID:
  @pokke_yamada

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